BaseHueDialogSP クラス
WM5.0 以降にテーマカラー等で使用される BaseHue カラーを選択する事ができるコモン ダイアログ ボックスを表します。
System.Object
System.MarshalByRefObject
System.ComponentModel.Component
System.Windows.Forms.Control
System.Windows.Forms.ScrollableControl
System.Windows.Forms.ContainerControl
System.Windows.Forms.Form
SmartPDA.Windows.Forms.BaseHueDialog
スレッドセーフ
この型の public static (Visual Basicでは Shared) のすべてのメンバは、マルチスレッド操作で安全に使用できます。インスタンスのメンバの場合は、スレッドセーフであるとは限りません。
解説
.NET Compact Framework 1.0, 2.0 では BaseHue カラーを選択する コモン ダイアログ ボックスは提供されていません。このクラスを使用するとユーザが BaseHue カラーを選択する事が出来るコモン ダイアログ ボックスを使用する事が出来ます。
このコモン ダイアログ ボックスを作成するには、継承メンバ ShowDialog を呼び出す必要があります。
Color を使用して、ユーザーが選択した色を取得します。
BaseHueDialogSP のインスタンスを作成すると、一部の読み書き可能プロパティが初期値に設定されます。
これらの初期値の一覧については、 BaseHueDialogSP コンストラクタのトピックを参照してください。
使用例
[C#] BaseHueDialogSP の新しいインスタンスを BaseHueDialogFactory により作成し、いくつかのプロパティを設定し、BaseHueDialogSP.ShowDialog メソッドを使用してダイアログボックスを表示する例を次に示します。
この例では、 TextBox と Button が配置されている既存のフォームからメソッドが呼び出されることを前提としています。
[Visual Basic, C++, JScript] Visual Basic, C++, JScript のサンプルはありません。
画面上での使い方
BaseHueDialog が開いたら、下ボタンを押すとカーソルが進み、上ボタンを押すとカーソルが戻ります。
この状態で、メニューから「選択」を選ぶと、フォーカスされている色を選択します。
色を選択しない場合は、メニューから「キャンセル」を選択します。
必要条件
名前空間 : SmartPDA.Windows.Forms
プラットフォーム : .NET Compact Framework - Windows CE.NET
アセンブリ : SmartPDA.Windows.Forms ( ColorDialog.dll 内 )
参照 :
BaseHueDialogSP メンバ | SmartPDA.Windows.Forms 名前空間
System.Object
System.MarshalByRefObject
System.ComponentModel.Component
System.Windows.Forms.Control
System.Windows.Forms.ScrollableControl
System.Windows.Forms.ContainerControl
System.Windows.Forms.Form
SmartPDA.Windows.Forms.BaseHueDialog
[C#] public class BaseHueDialogSP : Form |
スレッドセーフ
この型の public static (Visual Basicでは Shared) のすべてのメンバは、マルチスレッド操作で安全に使用できます。インスタンスのメンバの場合は、スレッドセーフであるとは限りません。
解説
.NET Compact Framework 1.0, 2.0 では BaseHue カラーを選択する コモン ダイアログ ボックスは提供されていません。このクラスを使用するとユーザが BaseHue カラーを選択する事が出来るコモン ダイアログ ボックスを使用する事が出来ます。
このコモン ダイアログ ボックスを作成するには、継承メンバ ShowDialog を呼び出す必要があります。
Color を使用して、ユーザーが選択した色を取得します。
BaseHueDialogSP のインスタンスを作成すると、一部の読み書き可能プロパティが初期値に設定されます。
これらの初期値の一覧については、 BaseHueDialogSP コンストラクタのトピックを参照してください。
使用例
[C#] BaseHueDialogSP の新しいインスタンスを BaseHueDialogFactory により作成し、いくつかのプロパティを設定し、BaseHueDialogSP.ShowDialog メソッドを使用してダイアログボックスを表示する例を次に示します。
この例では、 TextBox と Button が配置されている既存のフォームからメソッドが呼び出されることを前提としています。
using SmartPDA.Windows.Forms; private void Dialog_Click(object sender, EventArgs e) { ColorDialog cd = BaseHueDialogFactory.MakeColorDialog(); DialogResult d = cd.ShowDialog(); switch (d) { case(DialogResult.OK): { MessageBox.Show("Selected!"); SampleColor.BackColor = cd.Color; int tmpIndex = cd.Index; Index.Text = tmpIndex.ToString(); Color_R.Text = SampleColor.BackColor.R.ToString(); Color_G.Text = SampleColor.BackColor.G.ToString(); Color_B.Text = SampleColor.BackColor.B.ToString(); break; } case (DialogResult.No): { MessageBox.Show("Cancel!"); break; } case (DialogResult.Abort): { MessageBox.Show("Abort!"); break; } } cd.Dispose(); } |
画面上での使い方
BaseHueDialog が開いたら、下ボタンを押すとカーソルが進み、上ボタンを押すとカーソルが戻ります。
この状態で、メニューから「選択」を選ぶと、フォーカスされている色を選択します。
色を選択しない場合は、メニューから「キャンセル」を選択します。
必要条件
名前空間 : SmartPDA.Windows.Forms
プラットフォーム : .NET Compact Framework - Windows CE.NET
アセンブリ : SmartPDA.Windows.Forms ( ColorDialog.dll 内 )
参照 :
BaseHueDialogSP メンバ | SmartPDA.Windows.Forms 名前空間
BaseHueDialogSP メンバ
BaseHueDialogSP クラスは、System.Windows.Forms.Form クラスを継承しているクラスです。ここでの解説においては BaseHueDialogSP クラス独自のプロパティ、メソッドの解説を行い、継承している Form クラスのプロパティおよびメソッドの解説は行いません。
パブリック コンストラクタ
パブリック プロパティ
パブリック コンストラクタ
BaseHueDialogSP コンストラクタ | BaseHueDialogSP クラスの新規インスタンスを初期化します。 |
パブリック プロパティ
Color | ユーザーが選択した色を取得または設定します。 |
Font | ダイアログ ボックスで表示するフォントを取得または設定します。 |
Index | ユーザが選択した BaseHue のインデックスを取得または設定します。 |
BaseHueDialogSP コンストラクタ
BaseHueDialogSP クラスの新規インスタンスを初期化します。
解説
既定のコンストラクタは、すべてのフィールドを初期値に設定します。
必要条件
プラットフォーム : .NET Compact Framework - Windows CE.NET
参照 :
BaseHueDialogSP クラス | BaseHueDialogSP メンバ | SmartPDA.Windows.Forms 名前空間
[C#] public BaseHueDialogSP(); |
解説
既定のコンストラクタは、すべてのフィールドを初期値に設定します。
必要条件
プラットフォーム : .NET Compact Framework - Windows CE.NET
参照 :
BaseHueDialogSP クラス | BaseHueDialogSP メンバ | SmartPDA.Windows.Forms 名前空間
Color
ユーザーが選択した色を取得または設定します。
プロパティ値
ユーザーが選択した色。色が選択されていない場合の既定値は黒です。
解説
実行時にユーザーがダイアログ ボックスで選択した色 (Color 構造体で定義されている色)。
必要条件
プラットフォーム : .NET Compact Framework - Windows CE.NET
参照 :
BaseHueDialogSP クラス | BaseHueDialogSP メンバ | SmartPDA.Windows.Forms 名前空間
[C#] public Color Color { get; set; } |
プロパティ値
ユーザーが選択した色。色が選択されていない場合の既定値は黒です。
解説
実行時にユーザーがダイアログ ボックスで選択した色 (Color 構造体で定義されている色)。
必要条件
プラットフォーム : .NET Compact Framework - Windows CE.NET
参照 :
BaseHueDialogSP クラス | BaseHueDialogSP メンバ | SmartPDA.Windows.Forms 名前空間
Font
ダイアログ ボックスで表示するフォントを取得または設定します。
プロパティ値
コントロールによって表示されるテキストに適用される Font オブジェクト。既定値は System.Drawing.Font(FontFamily.GenericSansSerif, 9F, System.Drawing.FontStyle.Regular) です。
解説
FontFamily.GenericSansSerif フォントがユーザーのコンピュータにインストールされていない場合は、DEFAULT_GUI_FONT が使用されます。DEFAULT_GUI_FONT は、メニューやダイアログ ボックスなどのユーザー インターフェイス オブジェクトによって使用される既定のフォントです。
Font プロパティで設定したフォントは、同じフォームに配置されている Label、Button、ListView、ComboBox コントロール等の Font プロパティに設定されます。
必要条件
プラットフォーム : .NET Compact Framework - Windows CE.NET
参照 :
BaseHueDialogSP クラス | BaseHueDialogSP メンバ | SmartPDA.Windows.Forms 名前空間
[C#] public System.Drawing.Font Font { get; set; } |
プロパティ値
コントロールによって表示されるテキストに適用される Font オブジェクト。既定値は System.Drawing.Font(FontFamily.GenericSansSerif, 9F, System.Drawing.FontStyle.Regular) です。
解説
FontFamily.GenericSansSerif フォントがユーザーのコンピュータにインストールされていない場合は、DEFAULT_GUI_FONT が使用されます。DEFAULT_GUI_FONT は、メニューやダイアログ ボックスなどのユーザー インターフェイス オブジェクトによって使用される既定のフォントです。
Font プロパティで設定したフォントは、同じフォームに配置されている Label、Button、ListView、ComboBox コントロール等の Font プロパティに設定されます。
必要条件
プラットフォーム : .NET Compact Framework - Windows CE.NET
参照 :
BaseHueDialogSP クラス | BaseHueDialogSP メンバ | SmartPDA.Windows.Forms 名前空間
Index
ユーザが選択した BaseHue のインデックスを取得または設定します。
プロパティ値
ユーザが選択した BaseHue のインデックスを取得または設定します。
有効な Index プロパティは、0~511 の間ですが、512以上の値の選択を行うことも出来ます。
解説
ShowDialog メソッドを呼ぶ前に Index の値を設定すると、BaseHueDialog を表示したときに Index プロパティの値の色が選択されます。
必要条件
プラットフォーム : .NET Compact Framework - Windows CE.NET
参照 :
BaseHueDialogSP クラス | BaseHueDialogSP メンバ | SmartPDA.Windows.Forms 名前空間
[C#] public int Index { get; set; } |
プロパティ値
ユーザが選択した BaseHue のインデックスを取得または設定します。
有効な Index プロパティは、0~511 の間ですが、512以上の値の選択を行うことも出来ます。
解説
ShowDialog メソッドを呼ぶ前に Index の値を設定すると、BaseHueDialog を表示したときに Index プロパティの値の色が選択されます。
必要条件
プラットフォーム : .NET Compact Framework - Windows CE.NET
参照 :
BaseHueDialogSP クラス | BaseHueDialogSP メンバ | SmartPDA.Windows.Forms 名前空間